下野市議会 > 2021-03-18 >
03月18日-07号

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  1. 下野市議会 2021-03-18
    03月18日-07号


    取得元: 下野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回下野市議会定例会 第7日議事日程(第7号)                  令和3年3月18日(木)午前9時30分開議日程第1 議案第6号の訂正について(内容の説明)日程第2 議案第2号から議案第34号までについて(付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決)日程第3 陳情第3号について(付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決)追加日程第1 議案第35号について(提案理由の説明、内容の説明、質疑、討論及び表決)追加日程第2 発議第1号について(提案理由の説明、質疑、討論及び表決)追加日程第3 発議第2号について(提案理由の説明、質疑、討論及び表決)---------------------------------------出席議員(17名)     1番  坂村哲也君      3番  伊藤陽一君     4番  五戸豊弘君      5番  貝木幸男君     6番  石川信夫君      7番  相澤康男君     8番  奥田 勉君      9番  中村節子君    10番  大島昌弘君     11番  高橋芳市君    12番  石田陽一君     13番  小谷野晴夫君    14番  秋山幸男君     15番  磯辺香代君    16番  松本賢一君     17番  岡本鉄男君    18番  村尾光子君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長        広瀬寿雄君   副市長       山中庄一君 教育長       池澤 勤君   総合政策部長    小谷野雅美君 総務部長      梅山孝之君   市民生活部長    山中利明君 健康福祉部長    手塚 均君   産業振興部長    栃本邦憲君 建設水道部長    瀧澤卓倫君   会計管理者     所 光子君 教育次長      清水光則君   行政委員会事務局長 関 久雄君---------------------------------------職務のため議場に出席した者の職氏名 事務局長      谷田貝明夫   事務局議事課長   上野和芳 事務局議事課主幹  篠原 恵    事務局議事課主事  坂本 瞳 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○議長(小谷野晴夫君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △議案第6号の訂正についての内容の説明 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第1、議案第6号の訂正についてを議題といたします。 議案の訂正について、執行部の説明を求めます。 広瀬市長。 ◎市長(広瀬寿雄君) 令和3年3月11日、下野市議会議長に請求いたしました議案の訂正につきましてご説明申し上げます。 今回、訂正しようとします議案は、令和3年2月24日に提出いたしました議案第6号 令和2年度下野市水道事業会計補正予算(第2号)であります。 訂正の内容につきましては、建設水道部長より説明させますのでよろしくお願いをいたします。 ○議長(小谷野晴夫君) 建設水道部長。 ◎建設水道部長(瀧澤卓倫君) それでは、議案第6号 令和2年度下野市水道事業会計補正予算(第2号)の訂正の内容につきまして、ご説明申し上げます。 本日配付させていただきました訂正箇所の表と合わせまして、議案第6号 令和2年度下野市水道事業会計補正予算(第2号)の補正予算書、1ページをお開き願いたいと思います。 第2条、条文下の予算額の表になりますが、収入科目1款資本的収入既決予定額「2億650万円」を「1億7,888万5,000円」に訂正させていただきます。 次に、3ページをお開きください。 「収入及び支出の見積基礎、資本的収入及び支出」の収入における、1款資本的収入の欄の既決予定額「2億650万円」を「1億7,888万5,000円」に、補正予定額「マイナス300万円」を「マイナス1,615万2,000円」に、これらの計になりますが「2億350万円」を「1億6,273万3,000円」に訂正させていただきます。 いずれも確認が不十分であったことによるものであります。 以上、訂正の内容の説明とさせていただきます。ご迷惑おかけいたしましたこと深くおわび申し上げますとともに何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小谷野晴夫君) 執行部の説明が終わりました。 お諮りします。 議案第6号の訂正については、これを承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、議案第6号の訂正については、これを承認することに決定しました。 ただいま訂正することを承認した議案第6号は、経済建設常任委員会の付託事件でありますので、訂正後の内容で改めて審査をしていただくため、本会議を休憩し、経済建設常任委員会を開催願います。 ここで暫時休憩します。9時55分から再開いたします。 △休憩 午前9時33分 △再開 午前9時55分 ○議長(小谷野晴夫君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。--------------------------------------- △議案第2号~議案第34号の付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第2、議案第2号から議案第34号までの33件について、一括議題とします。 去る3月3日の本会議において、各常任委員会に付託した案件の審査結果について、委員長の報告を求めます。 初めに、総務常任委員会委員長、石田陽一君。     〔総務常任委員会委員長 石田陽一君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(石田陽一君) おはようございます。 総務常任委員会の審査結果について、報告いたします。 今定例会において当委員会に付託されました案件は、令和2年度の補正予算案3件、令和3年度予算案4件、条例制定案2件、条例改正案1件及びその他の案件1件の全11件であります。 付託案件の審査は、去る3月8日、9日に委員会を開催し、最初に、旧国分寺西小学校利活用事業石橋タクシーAI配車システム市民活動センター整備事業の現地調査を行いました。 続いて、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております総務常任委員会の審査報告書に記載のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第2号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第8号)の所管関係部分について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 15款2項1目総務費国庫補助金における特別定額給付金給付補助金について、委員から、「給付を受けていない方の割合を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「未申請は66世帯で77人。申請をしたが給付を辞退したのは8世帯で10人。一部辞退は4人であった」とのことでした。 続いて、22款1項1目総務債について、委員から「減収補填債1億4,850万円について説明を求める」との質疑があり、執行部の答弁は、「減収補填債の対象は、地方消費税交付金市たばこ税ゴルフ場利用税交付金揮発油譲与税であり、発行額と併せて税収の見込み額も示された。その総額と当初予算額を比べると、減収後の額でも当初予算より2,900万ほど多くなっているため、改めて予算の減額補正の必要はないと判断した」とのことでした。 次に、歳出について申し上げます。 2款1項4目財政管理費における積立金について、委員から、「財政が厳しい段階で7億円を超える基金積立てだが、財源は何か」との質疑があり、執行部の答弁は、「毎年3月補正での2億から3億の積立てに加え、コロナの影響による事業中止等や全事業の経常予算の精査によるものである。職員の給与据置きや手当減額も重なり、積立てに至った」とのことでした。 続いて、2款1項6目財産管理費における市有バス運行管理委託料について、委員から、「コロナ禍で運行できずバス会社の採算が割れ、バス会社が運行管理に手を挙げるか心配になるが、いかがか」との質疑があり、執行部の答弁は、「運行1回当たりの金額で契約しており、255回と見込み計上したが、実際には55回の運行だった。委託料には、バスの整備費も含まれる。次年度も同様の契約で進めている」とのことでした。 続いて、2款1項14目自治振興費における指定管理委託料について、委員から、「グリーンタウンコミュニティセンター及びコミュニティセンター友愛館について、年間指定管理料が追加になる理由を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「指定管理者側と協議し、2館については、コロナ禍による開館時間制限や休館要請により、使用料の大幅減による収支マイナスが見込まれるため計上した。収支決算で残額が出た場合は、返金される」とのことでした。 続いて、委員から、4款1項2目予防費、2項2目塵芥処理費について質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、給与費明細書について、委員から、「会計年度任用職員以外の職員1人減に対し、給与・手当の減額幅が大きい理由を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「当初見込み休業者4名が18名となり、年度途中で1名が退職となった」とのことでした。 続いて、繰越明許費明細書における非常消防事務費について、委員から、「委託料にある地域防災計画にはハザードマップも含まれるのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「県の河川浸水想定区域見直しの公開が3月末であり、浸水想定区域が明確になってから、整合性を図り作成する。ハザードマップは、令和3年度の予算で出水期前の7月までに作成していきたい」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 令和2年度下野市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、議案第4号 令和2年度下野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 これら2件については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 令和3年度下野市一般会計予算所管関係部分について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 1款市税について、委員から、「個人市民税の滞納繰越分は何名の見込みか伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「普通徴収と特別徴収を合わせて1,220名の滞納者がおり、そのうち540名分を見込んでいる」とのことでした。 続いて、委員から、「新型コロナの影響で徴収猶予をした件数を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「令和3年1月末現在64件で、個人1名、19法人となっている。徴収猶予は、滞納扱いにはならない」とのことでした。 また、他の委員から、「市たばこ税の増額の理由を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「課税本数は減少傾向であるが、税率改正により確実な税収が見込まれることから増額した」とのことでした。 続いて、他の委員から、9款環境性能割交付金、11款地方特例交付金に関する質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、22款4項雑入について、委員から、「高齢者の保健事業と介護予防等一体的実施事業委託金は、どこから委託されるのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「栃木県後期高齢者医療広域連合からの委託で、企画調整を担う保健師1名に係る人件費である」とのことでした。 また、他の委員から、「広告料の内容について伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「市ホームページ、広報紙への広告掲載料である。広告封筒は、業者による無料提供である」とのことでした。 続いて、歳出について申し上げます。 2款1項1目一般管理費における内部統制制度の導入支援について、委員から、「委託先について伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「想定するリスクマネジメントには、例規の関わりが大きく、例規に詳しくノウハウのある業者を検討していきたい」とのことでした。 また、委員から、小金井空襲記憶継承事業について質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、2款1項7目企画費について、委員から、「南河内小中学校が令和4年開校となるが、閉校3小学校跡地については、どのように利活用の検討を進めるのか伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「学校跡地利活用検討に当たっては、基本的な考え方に基づき、庁内の公共施設マネジメント推進委員会において活用を検討していく。令和3年度から公共的利用、地域利用、民間利用の順で利活用を検討する」とのことでした。 また、委員から、シティプロモーションサイト、移住定住・関係人口パンフレット制作地方創生推進事業に関する質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、2款1項11目情報管理費において、委員から、「南河内データセンターコアスイッチ更新と、消防費の防災情報伝達システムUPSの更新は、連携性はなく個別のものか」との質疑があり、執行部の答弁は、「コアスイッチ更新は、データを各施設に分散させる機械の更新で、UPS更新は経年劣化によるバッテリーの交換である。データセンターが停電になった場合、UPSが作動し、コアスイッチに電力供給されるよう連結している」とのことでした。 続いて、2款1項12目市内公共交通推進費について、委員から、ユニバーサルデザインタクシー整備デマンドバス運行管理に関する質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、2款1項13目交通安全対策費について、委員から、「高齢者サポートカー等購入費の補助額を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は「令和3年度限りの予算である。サポートカー新車購入の場合は2万円、後付け安全装置の場合は1万円の補助を交付する」とのことでした。 続いて、2款1項14目自治振興費において、委員から、一般コミュニティ助成事業中学生海外派遣事業東京オリンピック期間中のイベントの開催、空き家対策事業について質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、4款1項3目環境衛生費について、委員から、浄化槽設置補助事業環境基本計画推進事業環境家計簿診断に関する質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、4款1項4目公害対策費について、委員から、自動車騒音常時監視に関する質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 続いて、給与費明細書について、委員から、「前年度と比較し、会計年度任用職員以外の職員は8名増員し、会計年度任用職員は12名の減である。増と減の関連はあるのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「会計年度以外の職員は退職者と新規採用者、特別会計の人数調整により差引きで8名増となり、会計年度任用職員については、主に国勢調査とALTが派遣職員扱いになるなど12名減となる」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号 令和3年度下野市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 歳入について、委員から、保険税収納額の推移のグラフについての質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 令和3年度下野市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 委員から、「団塊の世代が後期高齢者となり、被保険者数が増えると保険料収入は増加するが、医療費支出も増える。収支のバランスを取るために工夫することはあるか」との質疑があり、執行部の答弁は、「国において、被保険者負担割合の変更が検討されている。医療費の推計は、全国的に増加傾向だが、本市は減少している。令和3年度からの高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業により、高齢者の健康づくりを進め、医療費の削減につなげていきたい」とのことでした。 次に、歳出について申し上げます。 委員から、「高齢者の保健事業と介護予防等一体的実施事業が令和3年度から始まるが、後期高齢者医療の新たな事業内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「市民課・高齢福祉課・健康増進課の3課で連携し、国保データベースの相互利用により、高齢者に着目した事業に取り組むものである」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 令和3年度下野市介護保険特別会計予算所管関係部分について申し上げます。 委員から、「会計年度任用職員の職種について伺う」との質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号 下野市消費生活条例の制定について申し上げます。 委員から、年間相談件数について質疑があり、執行部の答弁は、「令和元年度359件、平成30年度444件、平成29年度360件となっており、年間約400件前後である」とのことでした。 また、他の委員から、「第23条に所長及びその他の職員を置くとあるが、所長は誰が担うのか。また、毎年5月の広報紙に掲載されている市グループ編成・事務分担表に、消費生活センターの位置づけが明確にされていない理由を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「安全安心課長が所長を兼務する。位置づけを明確にできるよう検討していく」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号 下野市路上喫煙の防止に関する条例の制定について申し上げます。 委員から、「将来的には受動喫煙防止条例を制定していかなければならないと思うが、路上喫煙防止条例と一体的に制定できないのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「庁内検討委員会の中で、今回、路上喫煙禁止区域を設定したので、状況を見て、包含するような形で受動喫煙防止条例を検討していく必要がある」とのことでした。 また、委員から、「指定禁止区域の沿線の事業所敷地内の扱いはどのようになるのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「条例では、道路・公園・広場・その他の公共の用に供する場所としており、コンビニ等私有地については、条例の対象外である」とのことでした。 これを受けて、委員から、「第5条の事業者の責務とは、区域に含まれる事業者のことか」との質疑があり、執行部の答弁は、「沿線を含む市内全域の飲食店や事業所を想定している」とのことでした。 続いて、他の委員から、「各駅の喫煙所をなくす告知はどのようにするのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「廃棄物監視員を活用し、JR各駅周辺のパトロールを行い、啓発用のチラシを配布予定である」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 下野市国民健康保険税条例の一部改正について申し上げます。 本案については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第31号 第二次下野市総合計画後期基本計画の策定について申し上げます。 委員から、「パブリックコメントの意見と対応を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「2名から3件の意見が出された。1点目は、医療機関の充実に「自治医科大学附属病院」を明記すること、2点目は、国や県で進めているデジタル化の記載を追記すること、3点目は、基本目標等に「平和」という言葉を追加すること。対応としては、基本構想や重点プロジェクトに関連する表記があるため、修正などなく、原案どおりとした」とのことでした。 また、委員から、「計画期間内に社会情勢に大きな変化があった場合、見直すこともあるのか。また、見直すことはどこに明記されているのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「大きな社会情勢の変化が生じた場合は見直しを行うこともある。自治基本条例の中に規定があり、総合的かつ計画的に市政を運営するため、総合計画を策定し、かつ定められた範囲で見直しを行うものとする」とのことでした。 続いて、他の委員から、「各項目のSDGsの目標に対して、貢献度を検証する場はどこで設けるのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「各種施策を確実に実行・推進していくことが重要であり、施策の推進がSDGsの目標につながっていくと考える」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 総務常任委員会委員長の報告が終わりました。 次に、経済建設常任委員会委員長、岡本鉄男君。17番。     〔経済建設常任委員会委員長 岡本鉄男君登壇〕 ◆経済建設常任委員会委員長(岡本鉄男君) 経済建設常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において、当委員会に付託されました案件は、令和2年度補正予算案4件、令和3年度予算案5件、条例制定案3件、条例改正案3件及びその他2件の全17件であります。 付託案件の審査は、去る3月4日、5日に委員会を開催し、最初に薬師寺・柴ほ場整備事業、道の駅しもつけ修繕・拡張事業、自治医大駅周辺整備事業、市道2-29号線整備事業、仁良川地区土地区画整理事業、南河内第2配水場機械電気設備更新事業の現地調査を行いました。 続いて、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査を行いました。 また、議案第6号については、執行部から議案の訂正の申出があり、本日、本会議においてその訂正が承認されたため、先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、審査を行いました。 審査の結果につきましては、お手元に配付しております経済建設常任委員会審査報告書に記載のとおり、全て、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第2号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第8号)の所管関係部分について申し上げます。 歳出について申し上げます。 7款1項2目商工業振興費における下野市小規模事業者等事業継続緊急支援金について、委員から、「3月1日まで延長されたとのことだが、申請件数を伺う。また、確定申告により申請を行いたい場合は受付できるのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「3月1日現在での申請件数は193件である。確定申告の状況も踏まえ、申請漏れがないように対応したい」とのことでした。 続いて、新型コロナウイルス感染拡大防止休業協力金及び感染予防対策取組支援金について、委員から、「申請件数を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「昨年の緊急事態宣言に伴う休業協力金の申請は88件、感染予防対策取組支援金の申請は73件である。また、支援金については、現在も受け付けており、商工会や食品衛生協会を通じて案内をするなど、申請漏れのないように進めたい」とのことでした。 続いて、8款2項2目道路橋梁新設改良費におけるスマートIC整備事業について、委員から、「土地購入費及び移転補償費の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「土地購入費については、農地の購入単価を1平方メートル5,000円と見込んでいたが、県、ネクスコとの単価調整により宅地見込み地として取得することになり、購入単価が1平方メートル1万2,000円になったことによる増額である。移転補償費については、建物のある土地を市、県、ネクスコで買収する場合、その土地の買収面積の割合で補償費を按分するという協定が結ばれ、市の負担割合が見込みより少ないことから補償費が減額となったものである」とのことでした。 続いて、8款4項4目公園費における公園施設維持管理事業について、委員から、「公園遊具については長寿命化の基本的な方向性が示されているが、台帳の整備など管理はどのように行っているのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「公園施設長寿命化計画を策定する際に、全ての状況を確認し、その結果をリストにしている。遊具更新は予防保全の考え方に基づき実施しており、リストを毎年更新しながら管理している」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 令和2年度小山栃木都市計画事業仁良川地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 歳出1款1項1目土地区画整理事業費について、委員から、「工事請負費の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「国の令和2年度第3次補正により社会資本整備総合交付金及び県補助金により追加するものであり、都市計画道路3・3・4、県道栃木二宮線の道路と民地の間に地先境界ブロックを敷設する工事となる。今後、水道、下水道の工事が入るので、区域を明確にするため先行して工事を実施する」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号 令和2年度下野市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 先ほど委員会において、執行部から訂正に関する説明を受け、再度審査し、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号 令和2年度下野市下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 本案については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 令和3年度下野市一般会計予算所管関係部分について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 15款2項3目土木手数料について、委員から、「開発行為許可申請等手数料は、県からの権限移譲により計上されるが、積算根拠を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「過去3年の申請件数と単価の平均により算出している。開発許可関係は38件を見込み163万8,180円、開発許可を受けた土地での新たな建物の建築関係は25件を見込み24万5,000円、また、開発許可を受けた土地の許可内容を記載した開発閲覧簿の交付を40件見込み1万8,800円、合計で190万1,980円を予算計上している」とのことでした。 次に、歳出について申し上げます。 6款1項3目農業振興費における担い手総合対策支援事業について、委員から、「ユニバーサル農業支援事業の実績を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「現在まで事業活用の実績はないが、市内10か所ほどで、障がい者の方が農家に行って作業を行っている。農協や福祉施設などで事業の周知をしているが、今後もさらなる周知に努めていきたい」とのことでした。 これを受けて、委員から、「事業開始から2年間実績がないことを考えると、見直しが必要ではないか」との質疑があり、執行部の答弁は、「障がいを持つ方が働きやすい環境となるような施設改修に対する補助事業だが、施設改修が必要となるような方のニーズも含めて、現状の把握ができていない状況である。必要性がある中で事業が始まったものなので、事業を活用していただけるよう、見直しにも対応していきたい」とのことでした。 続いて、森林環境整備促進基金費について、委員から、「基金積立額が令和3年度末で1,323万9,000円となるが、これまで活用されていない。今後の活用予定を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「森林環境譲与税は、手入れが行き届いていない森林環境の整備や公共施設の木質化などに使うことができる。森林環境の整備について、今年度、森林所有者に対してアンケート調査を実施しており、結果の取りまとめや調査を令和3年度も継続して行っていく。基金の使い道については、調査結果を踏まえて検討したい。公共施設の木質化については、現在、石橋複合施設整備事業での活用を検討中である」とのことでした。 続いて、7款1項2目商工業振興費における商工業振興事業について、委員から、「工場誘致奨励金の交付先を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「柴工業団地内の施設園芸用機材を取り扱う企業、航空宇宙関連部品の加工を行う企業、下古山の特殊印刷・塗装関係を行う企業、産業用の機械部品の販売を行う企業の計4社に交付する予定である」とのことでした。 続いて、7款1項3目観光費における下野ブランド創生推進事業について、委員から、「令和3年度に予算が減額となっている理由と令和2年度の実績を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「新型コロナウイルスの影響によりブランドフェア等の開催が困難と判断し、関連する事業費を減額している。その代替措置として、市内の各種イベント開催の際にブランド品展示によるPRを予定している。ブランド認定の実績については、昨年、一昨年は新たな認定がなかったが、現在、申請があることから早めに認定を行い、新たな認定品を加えてイベント等でPRしたい」とのことでした。 続いて、8款2項1目道路維持費における市道維持管理事業について、委員から、「東田橋防災カメラの設置場所を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「東田橋の左岸側の河川公園内に設置する」とのことでした。 続いて、道路構造物長寿命化事業について、委員から、「JR小金井駅東西自由通路定期点検の委託料が計上されているが、東西自由通路は修繕したばかりである。修繕後、間もないのに定期点検を行う理由を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「道路法に基づき実施する5年に1度の法定点検であり、修繕したばかりでも点検を行うように県から指導があった」とのことでした。 これを受けて、委員から、「施設に不具合があり大規模な修繕を行ったわけである。点検項目を絞るなど、費用を抑えるような検討ができないか」との質疑があり、執行部の答弁は、「調整について努力していきたい」とのことでした。 続いて、8款4項1目都市計画総務費における都市計画総務事務費について、委員から、「コンパクトシティ形成に係る可能性調査の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「市役所周辺は都市核という位置づけになっているが、農地が多く、都市核の具体的なエリアやどのような機能を配置するか詳細が示されていない。このような中、今月、市役所が市街化区域に編入されることをきっかけとして、都市核としてのエリア設定や、事業費等を算出しながら、整備手法などの検討を行っていく。また、石橋駅、小金井駅周辺も、それぞれ抱える課題解決のため、併せて業者に調査を委託する。市が持っている情報と合わせ、検証を行いながら将来に向けたまちづくりについて調査していきたい」とのことでした。 続いて、空き家バンク事業について、委員から、「空き家バンク登録推進補助について内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「空き家バンク事業は、平成30年8月から運用開始し、これまで10件の登録があり、そのうち8件が契約済み、残りが2件となっている。登録を促進するため、県内初の取組となる登録推進補助制度を設け、令和3年度以降、継続して2年間、空き家バンクに登録いただいた場合に、1件当たり上限5万円の奨励金を交付し、登録を推進していく」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和3年度小山栃木都市計画事業石橋駅周辺土地区画整理事業特別会計予算について申し上げます。 委員から、「事業期間が令和7年度まで延長されているが、理由を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「本事業については、現状停滞した状況であり、残りの地権者3名のうち2名から同意が得られていない。令和2年度末の事業期間終了を前に、昨年から県と協議を行い、工程表を作成する中で様々なケースを考慮し5年間延長した。事業期間が長期化しているので、令和3年度は体制を強化し、決意を持って進めていきたい」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号 令和3年度小山栃木都市計画事業仁良川地区土地区画整理事業特別会計予算について申し上げます。 委員から、「事業期間内で完了する見込みか」との質疑があり、執行部の答弁は、「事業期間は令和5年度末までであるが、現段階で二十数億円の事業費が残っている。水道や下水道の工事との調整もあるため、期間内での完了は難しいと考えている。早期完了を目指し努力したい」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号 令和3年度下野市水道事業会計予算について申し上げます。 収益的支出1款1項1目原水及び浄水費について、委員から、「受水費について、上三川町と壬生町からの給水対象地区と戸数を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「上三川町からの給水地区は、下野警察署付近でJR東側の地区の17戸。壬生町からの給水地区は、上古山の姿川西部の県道羽生田・上蒲生線の北側付近の地区の3戸である」とのことでした。 これを受けて、他の委員から、「災害等を考慮し、有事の際に各市町が相互利用できるような体制整備などをどのように考えるか」との質疑があり、執行部の答弁は、「現在、県全体の枠の中で、水道事業の広域化についての検討が進められており、そのテーマの1つとして施設の共同利用や相互利用が挙げられている」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 令和3年度下野市下水道事業会計予算について申し上げます。 委員から、収益的支出1款1項1目汚水管路費及び2目雨水管路費の増額の要因について質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号 下野市新型コロナウイルス感染症対策資金借入金利子補給基金条例の制定について申し上げます。 委員から、「借入れしている人数と総額、また、返済は始まっているのか伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「3月2日時点で152件、総額10億2,930万円であり、1年間の据置期間を設け、返済は始まっている」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号 下野市にぎわい広場条例の制定について申し上げます。 委員から、「第3条では広場で禁止される行為が列挙されており、その中で「(6)立入禁止区域に立ち入ること」とあるが、立入りを禁止する区域について伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「広場には防災トイレが整備してあり、その備品がトイレ内の倉庫にある。その倉庫を立入禁止区域とするものである。また、工事や管理を行う際の一時的な立入禁止区域も想定している」とのことでした。 これを受けて、委員から、「その他にも様々な規制や制限が定められているが、条例を作ることによって、市民に大いに、また、気持ちよく利用してもらえるようにしてほしい」との意見が出されました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号 下野市都市計画法に基づく開発行為の許可の基準に関する条例の制定について、議案第26号 下野市手数料条例の一部改正について、議案第27号 下野市特別工業地区建築条例の一部改正について、議案第28号 下野市水道事業給水条例の一部改正について、申し上げます。 これら4件については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号 市道路線の認定について申し上げます。 委員から、市道認定となる境界について確認があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第33号 市道路線の廃止について申し上げます。 本案については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 経済建設常任委員会委員長の報告が終わりました。 最後に、教育福祉常任委員会委員長、松本賢一君。16番。     〔教育福祉常任委員会委員長 松本賢一君登壇〕
    ◆教育福祉常任委員会委員長(松本賢一君) 教育福祉常任委員会の審査結果について報告いたします。 今定例会において、当委員会に付託されました案件は、令和2年度補正予算案1件、令和3年度予算案2件、条例制定案1件、条例改正案5件及びその他1件の全10件であります。 付託案件の審査は、去る3月10日、11日に委員会を開催し、最初に、大松山運動公園砂利駐車場、プール、下野薬師寺歴史館、南河内小中学校学童保育施設、南河内テニスコートの現地調査を行いました。 続いて、執行部から所管部課長の出席を求め、細部にわたる質疑を行うなど慎重に審査した結果、お手元に配付しております教育福祉常任委員会審査報告書に記載のとおり、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 初めに、議案第2号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第8号)の所管関係部分について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 21款3項1目貸付金元利収入について、委員から、「保育士等就業奨励金回収金の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「将来、市内の保育園に勤務する学生に対して交付するものであるが、卒業後に市外に就職したため、交付額144万円について4年間かけて返済していただくものである」とのことでした。 続いて、歳出について申し上げます。 3款2項1目児童福祉総務費について、委員から、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「消毒液等や感染防止のための備品に対する助成を行うものである。9月補正時は16施設分計上したが、国の第3次補正に伴い募集したところ、学童保育施設など8施設から希望があり、1施設当たり50万円交付する」とのことでした。 続いて、10款2項1目学校管理費における小学校施設整備事業について、委員から、「祇園小エアコン設置の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「来年度、祇園小学校に特別支援学級が増設されることに伴い、2階資料室を改修し、エアコンを設置する」とのことでした。 続いて、10款3項3目学校改修費における中学校改修事業について、委員から、「石橋中学校外構工事の減額の理由を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「止水板については、常設ではなく着脱可能なものにしたことで予算が抑えられた」とのことでした。これを受けて、委員から、「止水板はどのようなもので、運用管理は誰がするのか」との質疑があり、執行部の答弁は、「1個当たり6.2キログラムで1人でも設置が可能であり、中学校に保管しておくため、大雨などが予想される場合に教職員が設置する」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 令和3年度下野市一般会計予算所管関係部分について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 15款1項2目民生使用料における社会福祉施設使用料について、委員から、「3施設における使用料の収入内訳を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「こばと園使用料は、3歳未満の利用者負担金、事業者の介護サービス費として国保連合会からの収入及び計画相談実施に対する収入である。こども通園センターけやき使用料は、小学生以上の利用者負担金であり、きらら館デイサービスセンター使用料は、栃の木会から納入される建物使用料である」とのことでした。 続いて、22款4項3目雑入について、委員から、「偉人マンガの製作と活用事業助成金について、収入元と充当先を伺う。また、偉人とは誰を想定しているか」との質疑があり、執行部の答弁は、「B&G財団の助成金で、補助率100%、300万円を上限とし、補助対象の内示をいただいた。下野古麻呂を中心に、下野一族や地域に名前が残る方を中心に作成する」とのことでした。 次に、歳出について申し上げます。 3款1項3目高齢者福祉費における社会福祉法人監査研修会について、委員から、「対象者と内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「市職員が3から5年ごとに施設運営の法人監査を行うため、職員の知識向上のための研修である」とのことでした。 続いて、社会福祉施設整備補助事業について、委員から、「今後の予定を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「今年度、小規模多機能型居宅介護事業所の整備を予定しており、新規事業所を募集する。該当があれば審査委員会を開催するため、委員の報酬を見込んでいる。また、内容が決まり次第、県の補助金を計上予定である」とのことでした。 続いて、3款2項1目児童福祉総務費における認定こども園整備事業について、委員から「薬師寺保育園は、施設整備を行い、認定こども園になるということか」との質疑があり、執行部の答弁は、「平成31年4月に、社会福祉法人内木会に委託し民営化した薬師寺保育園は、移転整備を行い、認定こども園へ施設区分の変更が予定されている」とのことでした。 続いて、3款2項3目母子福祉費について、委員から、「デートDV防止啓発事業について内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「令和3年度からの新規事業で、DVを未然に防止するため、市内4校の中学3年生を対象に講師を派遣し講座を行う。好評であれば今後継続予定である」とのことでした。 続いて、3款2項4目保育園費について、委員から、「こがねい保育園の民営化に向けて予算が計上されているが、進捗状況を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「3事業者から応募があり、3月末に選定委員会を開催する予定である」とのことでした。 続いて、4款1項2目予防費における新型インフルエンザ対策事業について、委員から、「新型コロナウイルスの関係で備蓄量が減ってきていると思うが、必要量を確保できているか」との質疑があり、執行部の答弁は、「令和2年度までに備蓄したものは、新型コロナ感染症対策で多数使用したため補充したところである。令和3年度は、ガウン一式などの備蓄品を例年よりも多く購入するための予算を計上した」とのことでした。 続いて、委員から、「新型コロナウイルスワクチンの医療従事者の先行接種と、65歳以上の高齢者の接種予定を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「一部医療機関では、医療従事者の先行接種を開始したが、市内医療従事者分のワクチンは3月下旬に届くため、まだ始まっていない。自治体へのワクチン配分が遅れているため、高齢者への接種券発送は4月下旬を予定している。配分量によっては優先順位を検討し、医師会と協議して方向性を決める。3月25日からコールセンターを設置し、接種券発送後の予約受付を中心に、相談や問合せに対応する。3月15日の自治会回覧、広報4月号、ホームページで周知する」とのことでした。 続いて、10款1項3目教育研究所費について、委員から、「教育情報ネットワーク活用事業の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「庁舎内ネットワークサーバーがリース満了となるため、その更新費用、ネットワークシステムの借上料、家庭に環境が整っていない児童・生徒に対応する貸出し用Wi-Fiルータの購入費用と通信経費を計上している」とのことでした。 続いて、10款1項4目学校給食費について、委員から、「南河内第二中学校区給食室改修の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「南河内第二中学校、緑小学校、祇園小学校のいずれも給食室が老朽化しているため、祇園小学校で一括して調理し、ほか2校へ配送を計画している。建築の許可を得るため県と協議をしており、公聴会等が必要になる。実施に当たり騒音や臭気、交通量への影響等の環境調査を行う」とのことでした。 続いて、10款2項1目学校管理費について、委員から、「使用料の内容を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「GIGAスクール構想で、家庭で学校から配信される授業等を視聴できる仕組みを構築しているが、令和3年度から、授業目的公衆送信補償金制度による使用料が発生する。小学生1人当たり年間120円、中学生は1人当たり年間180円となる」とのことでした。 続いて、10款4項2目文化振興費における振興事業について、委員から、「例年とは違う主な事業は何か」との質疑があり、執行部の答弁は、「3月28日に除幕式を予定している歌碑の建立をきっかけに、文化に親しみ、文化の高まりを目指して、天平の丘公園に定着する文化の香るイベントを創設するため、「淡墨桜 天平の桜歌会」を東の飛鳥プロジェクトの一環として新たに実施する」とのことでした。 続いて、10款5項1目保健体育総務費について、委員から、「いちご一会とちぎ国体下野市実行委員会補助金8,000万円の内訳を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「リハーサル大会に向けた補助金で、来年度の三重国体本大会の調査研究費、消耗品や広報活動費用などがあるが、大きく占めるのがリハーサル大会運営費である。内訳は、8月開催予定のハンドボール大会の会場となる石橋体育センターの観覧席設置等会場設計費、コロナ対策費など。10月開催予定のサッカー大会の競技会場設計費、コロナ対策費などが含まれる。大会経費、会場経費、競技役員経費などの該当事業の2分の1が県から補助される」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 令和3年度下野市介護保険特別会計予算所管関係部分について申し上げます。 委員から、施設利用料金について、介護認定審査会委員と認定調査員についてなどの質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号 いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について申し上げます。 委員から、「条例にある組織の位置づけについて伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「連絡協議会からは日頃より、いじめ未然防止や市の取組等にご意見をいただく。いじめ問題専門委員会及びいじめ問題再調査委員会は重大事態が発生した場合の第三者委員会として、弁護士や専門家を招聘しての委員会と位置づけたい」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号 下野市介護保険条例の一部改正について申し上げます。 委員から、「介護保険料の増額の要因を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「高齢化が進み、介護認定者が増えることと、介護職員報酬の増額改定があり給付費が年々増加する。それに伴い保険料を増額するが、基金繰入れによりできるだけ上げ幅を抑えている」とのことでした。 本案については、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号 下野市敬老祝金条例の一部改正について申し上げます。 委員から、「今回の改正の理由と、どのくらいの削減になるか伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「限られた予算内で、継続的に事業が実施できるよう改正を行うものであり、改正後は2分の1程度に抑えられる見込みである」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号 下野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 委員から、「内容の詳細を伺う」との質疑があり、執行部の答弁は、「国が定める基準が一部改正されることに伴う条例の改正である。保育の担い手確保を目的に、働く職員が病気等で保育の提供ができない場合の代替保育施設の要件などが緩和された」とのことでした。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号 下野市生涯学習情報センター条例の一部改正について申し上げます。 委員から、「ロッカーの使用料について」などの質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号 下野市都市公園条例の一部改正について申し上げます。 本案については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第34号 財産の無償貸付について申し上げます。 委員から、契約内容の詳細についての質疑があり、執行部から明快な答弁をいただきました。 本案については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 各委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑は所属常任委員会以外で1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 討論につきましては、事前の通告がありませんので省略し、これから採決を行います。 採決は起立によって行います。 初めに、議案第2号から議案第7号までの6件について一括して採決したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、一括採決することに決定しました。 これら6件について各委員長の報告は可決すべきものであります。各委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立全員です。 よって、これら6件は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号から議案第15号までの8件について一括して採決したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、一括採決することに決定しました。 これら8件について各委員長の報告は可決すべきものであります。各委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立多数です。 よって、これら8件は各委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号 下野市介護保険条例の一部改正について採決します。 本件に対する教育福祉常任委員長の報告は可決すべきものであります。委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立多数です。 よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号から議案第22号まで及び議案第24号から議案第30号までの14件について一括して採決したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、一括採決することに決定しました。 これら14件について各委員長の報告は可決すべきものであります。各委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立全員です。 よって、これら14件は各委員長報告のとおり可決されました。 最後に、議案第31号から議案第34号までの4件について一括して採決したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、一括採決することに決定しました。 これら4件について各委員長の報告は可決すべきものであります。各委員長報告のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立全員です。 よって、これら4件は各委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △陳情第3号の付託審査結果委員長報告、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 日程第3、陳情第3号についてを議題とします。 令和2年第4回定例会において、教育福祉常任委員会に付託し継続審査となっている陳情第3号の審査結果について、お手元に配付したとおり、委員会審査報告書が提出されております。 委員長の報告を求めます。 教育福祉常任委員会委員長、松本賢一君。16番。     〔教育福祉常任委員会委員長 松本賢一君登壇〕 ◆教育福祉常任委員会委員長(松本賢一君) 教育福祉常任委員会の陳情審査結果について報告いたします。 本委員会では、去る3月11日に委員会を開催し、令和2年第4回定例会において閉会中の継続審査となっていた、陳情第3号 国に対して「妊産婦医療費助成制度」を創設するよう意見書提出を求める陳情について審査をいたしました。 慎重に審査した結果、お手元に配付しております委員会審査報告書に記載のとおり、不採択とすべきものと決定いたしました。 以下、審査の概要について申し上げます。 本陳情の趣旨は、疾患や受診科目による制限のない妊産婦に対する医療費助成制度を、国の制度として早期に実現するよう国への意見書提出を要望するというものでした。 審査において委員から、「制度自体に賛成であり、強く求めるような方向性で行ってもらいたい」との意見や、「制度に賛成し、陳情にも賛成する。全国的に医療費を心配することなく妊娠期を安心して過ごしていただくために賛成する」などの、陳情に賛成する意見が出されました。 一方、「制度自体には賛成しているが、妊産婦健康診査受診票の補助のほうが平等な給付だと思うので、そちらを手厚くするべき」との意見や、「制度には反対しないが、国では不妊治療の保険適用の話も出ており、財政的に厳しい中で国の制度でやるべきとは思えない。全国的にも栃木県が先進的に始めた制度であり、県としてアピールすべきである。意見書提出には不採択の立場である」などの陳情に反対する意見が出されました。 本陳情につきましては、採決の結果、可否同数のため、委員長の決するところにより不採択とすべきものと決定いたしました。 以上で、当委員会に付託されました陳情の審査の経過及び結果についての報告を終わります。 ○議長(小谷野晴夫君) 教育福祉常任委員会委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑は所属常任委員会以外で1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 討論につきましては、事前の通告がありませんので省略し、これから採決を行います。 採決は起立によって行います。 本件に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。 委員長報告のとおり、不採択とすることに賛成の方はご起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立多数です。 よって、陳情第3号は不採択となりました。 ここで暫時休憩いたします。11時20分から再開いたします。 △休憩 午前11時08分 △再開 午前11時19分 ○議長(小谷野晴夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小谷野晴夫君) お諮りします。市長から議案第35号が提出されております。また、石田陽一君ほか5名から発議第1号が、中村節子君ほか4名から発議第2号が提出されております。発議第1号及び発議第2号は、下野市議会会議規則の要件を満たしております。 これらを日程に追加し、議案第35号を追加日程第1として、発議第1号を追加日程第2として、発議第2号を追加日程第3として、日程の順序を変更し、直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、日程の順序を変更し、直ちに議題にすることに決定しました。 書記に資料を配付させます。自席にて暫時休憩願います。 △休憩 午前11時20分 △再開 午前11時21分 ○議長(小谷野晴夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △議案第35号の提案理由の説明、内容の説明、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 追加日程第1、議案第35号について議題とします。 市長から提出された議案を事務局に朗読させます。 なお、朗読は議案等番号及び付議事件名のみとし、本文は省略します。 議会事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小谷野晴夫君) 朗読が終わりました。 続いて、提案理由の説明を求めます。 広瀬市長。     〔市長 広瀬寿雄君登壇〕 ◎市長(広瀬寿雄君) 令和3年第1回下野市議会定例会に追加提出いたしました議案の概要につきまして、ご説明申し上げます。 今回、提出いたしました議案は、令和2年度下野市一般会計の補正予算、1件であります。 議案第35号は、令和2年度下野市一般会計補正予算(第9号)であります。 歳入においては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金における第三次交付限度額の決定による年度内交付分の追加及び新型コロナウイルス感染に関する一定の高齢者等への検査助成事業に対する疾病予防対策事業費等補助金を追加し、歳出においては、新型コロナウイルスワクチン接種にご協力いただいた市内医療機関への交付金のほか、市内各施設の感染防止対策として、空気清浄機や体表面温度計測機を購入する経費等を追加するものであります。 その結果、歳入歳出それぞれ1億937万3,000円を追加し、予算総額を350億8,567万3,000円とするものであります。 以上が、今回提出いたしました議案等の概要であります。 慎重審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小谷野晴夫君) 提案理由の説明が終わりました。 続いて、執行部の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(梅山孝之君) それでは、議案第35号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明を申し上げます。 地方自治法第218条第1項の規定により、令和2年度下野市一般会計補正予算(第9号)につきまして、議会の議決を求めるものであります。 このたびの補正は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金における第三次交付限度額の決定による年度内交付分の充当額変更による財源振替のほか、新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成や新型コロナウイルスワクチン接種にご協力いただいた市内医療機関への交付金及び市内各施設の感染防止対策に要する経費等を追加計上するものであります。 2枚目をお開きください。 第1条で、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億937万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ350億8,567万3,000円とするものであります。 第2条、繰越明許費の補正は、第2表繰越明許費補正によるものであります。 次に、4ページをお開きください。 第2表、繰越明許費補正につきましては、上段の追加の表中、4項1目予防接種事業は、一定の高齢者等への新型コロナウイルス感染症に対する検査費用助成の事業費を繰り越すものであります。 10款2項小学校施設整備事業及び3項中学校施設整備事業は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付金に対応するものであり、年度内での完了の見込みが困難なことから、翌年度に事業費を繰り越すものであります。 また、下段の変更の表中、4款1項新型コロナウイルスワクチン接種事業は、新型コロナウイルスワクチン接種協力金4,020万円を事業費に追加し、繰越額の変更するものであります。 それでは、歳入につきましてご説明申し上げますので、8ページをお開きください。 15款2項1目総務費国庫補助金1億771万4,000円の追加につきましては、国の第3次補正予算交付額の決定を受けた新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のうち、年度内に交付される額を計上したものであります。 3目衛生費国庫補助金165万9,000円の追加につきましては、一定の高齢者等への新型コロナウイルス検査助成に対する疾病予防対策事業費等補助金を見込むものであります。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 10ページをお開きください。 2款1項4目財政管理費4,300万円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金対象事業費に地方創生臨時交付金の充当額を増額する財源振替により生じました一般財源分を、財政調整基金へ積み立てるものであります。 6目財産管理費から12目市内公共交通推進費につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当額の変更による財源振替になります。 3款1項1目社会福祉総務費から3目高齢者福祉費につきましても、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当額の変更による財源振替になります。 6目きらら館費484万2,000円の追加につきましては、室内用空気清浄機や自動検温証明書発行システム付体表面温度計測器を購入するための経費を計上するものであります。 2項児童福祉費につきましては、全て交付金の充当額の変更による財源振替になります。 4款1項1目保健衛生総務費637万6,000円の追加につきましては、ゆうゆう館、きらら館の保健福祉センターに設置する室内空気清浄機を購入する経費を計上するものであります。 2目予防費4,351万8,000円の追加につきましては、予防接種事業における一定の高齢者等への新型コロナウイルス検査助成に要する経費と、新型コロナウイルスワクチン接種事業における接種にご協力いただいた医療機関への協力金を計上するものであります。 12ページをお開きください。 7款1項商工費から10款1項教育総務費につきましても、全て交付金の充当額の変更による財源振替になります。 10款2項1目学校管理費610万5,000円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策として、市内11小学校施設における水道蛇口を、ハンドル式からレバー式へと交換する工事請負費を計上するものであります。 3項1目学校管理費311万5,000円の追加につきましても、市内4中学校施設において、小学校同様に水道蛇口を交換する工事請負費を計上するものであります。 4項4目資料館費48万4,000円の追加につきましては、しもつけ風土記の丘資料館と下野薬師寺歴史館において、体表面温度計測器を購入するための経費を計上するものであります。 5目公民館費96万8,000円の追加につきましても、市内公民館4施設において体表面温度計測器を購入する経費を計上するものであります。 6目図書館費につきましては、交付金の充当額の変更による財源振替になります。 7目生涯学習情報センター費24万2,000円の追加につきましても、生涯学習情報センターにおける体表面温度計測器を購入するための経費を計上するものであります。 14ページになります。 14款1項1目予備費70万3,000円につきましては財源調整になります。 16ページから17ページにつきましては、第2表で説明いたしました繰越明許費の明細書になります。 なお、16ページ明細書下段になります7款1項商工業振興事業につきましては、一般会計補正予算(第8号)で繰越明許費補正しました新型コロナウイルス感染症拡大防止営業時間短縮協力金への新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当に伴うため、記載するものであります。 以上で、議案第35号 令和2年度下野市一般会計補正予算(第9号)の説明とさせていただきます。 ○議長(小谷野晴夫君) 内容の説明が終わりました。 本件については、委員会への付託及び討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、委員会への付託及び討論を省略することに決定しました。 これから質疑を行います。 なお、質疑は1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。 1番、坂村哲也君。 ◆1番(坂村哲也君) お配りいただきました補正予算の11ページになりますが、一番下の交付金、新型コロナウイルスワクチン接種協力金につきまして、協力していただく医療関係の方のご負担を考えた上でなんですけれども、今回の協力金の額の根拠をお伺いいたします。 それから、13ページの小学校施設整備事業と、それから中学校施設整備事業になりますけれども、水道蛇口ハンドル交換につきまして、リスクの軽減を図るためということですけれども、レバー式ですと完全な非接触ではないとは思うんですが、これでどのぐらいリスク軽減考えられるのかという点と、もう一つが、あくまで今回は教育委員会の所管ですので、教育委員会が関係している施設になるかとは思いますけれども、小学校、中学校以外の屋内施設で、まだレバー式といいますか、このようなリスク低減の蛇口の取替えが済んでいない施設への今後の対応など、お伺いできればと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小谷野晴夫君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(手塚均君) それでは、今回の協力金の額の根拠ということでお答えさせていただきます。 議員おっしゃるとおり、今回の協力金につきましては、医療機関の通常診療のほかに、ワクチン接種ということで業務の負担が強いられるということでございまして、本市としましても、医療資源を確保しなければならないという観点から、謝礼的な、お礼的な形での金額を設定させていただいたところでございます。その金額につきましては、下野市単独でやるということではなくて、ある程度、県南圏域あるいは栃木県でも先進事例もありますので、そういったところを確認したところ、やはり、50万と30万と、この辺の数字が出てきたわけでございます。そういった形で、設定させていただいたところでございますが、その格差、30万と50万でございますが、本市につきましては、なるだけ個別接種、こちらのほう、重点を置きまして、市民がより安心して受けられるということでございますので、個別接種のほうに力を置いた金額設定とさせていただいた、これが根拠ということになっております。 ○議長(小谷野晴夫君) 教育次長。 ◎教育次長(清水光則君) それでは、坂村議員のご質問にお答えしたいと思います。 今回の事業につきましては、小・中学校の水道の蛇口を、ハンドル式からレバー式に交換することにより、手の甲や肘で開栓し、手指への接触面積、回数を減らすことにより感染を防ぐ効果があるとされておりまして、これにより、このたびの交換を行うものでございます。 また、非接触型の蛇口につきましては、教育委員会所管の施設では、歴史館、風土記の丘資料館では設置済みとなっておりますが、図書館、公民館、スポーツ施設においては、まだ設置が完了しておりませんので、今後の改修時に合わせて交換してまいりたいと考えております。 ○議長(小谷野晴夫君) ほかに質疑ありませんか。 18番、村尾光子君。 ◆18番(村尾光子君) 8、9ページ、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が、まだたくさんいただけるということですが、この算定の、この額が出て来る根拠というのは、どういうところにあるのか。 それから、これまで何回かいただいていますけれども、総額は、この補正の結果どのぐらいになるのか。 それから、これを財源として、財源振替の結果、基金積立もできるようになっているんですが、事業実施の結果、この交付金を返す、返却しなきゃならない事態というのは起こり得るんでしょうか。そこを伺いたいと思います。 それから、先ほども質疑にありましたけれども、小・中学校の水道蛇口の交換の件なんですが、社会教育施設というんですか、そこは替えている部分もあるということですが、たしか、保育園の給食室と調乳室は非接触型に変更しましたが、小・中学校の場合には、感染リスクは抑えられるということですが、非接触型にしなかった理由というのは何なんでしょうか。以上お願いいたします。 ○議長(小谷野晴夫君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(小谷野雅美君) お答えいたします。 まず、1点目のこの交付金の算出根拠というご質問かと思いますけれども、算出につきましては、国のほうで算定して、この金額については示されてございます。国における算出根拠につきましては、各市町の人口、それから年少者、高齢者人口割合、また事業所数とか、今回は緊急事態措置の区域、それから各市町の財政力指数等により算出されているところでございます。 総額につきましては、第1次の交付金の限度額が1億7,790万9,000円、2次では4億2,225万8,000円、3次の分につきましては、国庫補助事業等の地方負担額を基礎として算定した分も含めまして2億3,771万4,000円で、総額で8億3,788万1,000円が地方創生臨時交付金として示されたところでございます。 また、3次の臨時交付金につきましては、自治体の実情に応じまして、全部または一部の、内閣府において本省繰越しを行うということによりまして、令和3年度当初の予算もしくは補正予算に計上し実施する事業についても対象となるということから、翌年度事業分として1億3,000万円を活用できるように、本市においては提出したところであります。 したがいまして、今回、3次の歳入につきましては、1億771万4,000円を計上したところでございます。 それから、交付金につきましては、やはり交付額に執行額が満たない場合には返還するということになるというふうになっております。そのため、本市におきましては、交付限度額を下回ることがないよう、事業、それから事業費を確実に積み上げまして、実施計画に計上し国に申請をしているところでございます。全て使い切ることができるように、事業のほうを計上したところでございます。 以上です。 ○議長(小谷野晴夫君) 教育次長。 ◎教育次長(清水光則君) それでは、ご質問にお答えしたいと思います。 非接触型の蛇口につきましては、完全な非接触型の蛇口を使うということになりますと、かなり交換までの時間が、2,800口ありますので、かかるということで、なかなか対応ができないということと、もう一つ、見積りを取りましたら、1個当たり、大体、最低でも5万円かかるということで、2,800か所やるには1億5,000万ぐらいかかるということで、経費もかなり多額になってしまうということで、他市町村の動向を見ながら参考にさせていただきまして、ハンドル式からレバー式という対応をさせていただいたものでございます。 ○議長(小谷野晴夫君) ほかに質疑はありますか。 9番、中村節子君。 ◆9番(中村節子君) きらら館やゆうゆう館に、自動検温証明書発行システムを設置するとのことなんですけれども、この証明書を受付に持っていって、チェックしてもらうということになると思うんですが、チェックした結果、体温が高かった場合には施設を利用できるのかできないのかをまず伺います。 それから、小学校、中学校で水道の蛇口を替えるということですけれども、これは特別室、例えば、理科室や家庭科室なども含んでいるのかどうかを伺います。 3点目、生涯学習センターにも設置が予定されていますが、5月に引っ越しする予定ですが、これは工事中はどこに持っていくのか、そして工事後は市民活動センターに置かれるのかどうか。 4点目です。公民館や歴史館などに置かれる体表面温度計測機能付き顔認証リーダーの説明を読んだところですが、マスク着用アラームと警告の2つがあって、アラームのほうは音声による警告、入室が可能ですが、警告のほうは音声による警告と入室拒否ということになっているので、それはどちらのバージョンというか、どちらのタイプを選ぶ予定なのか、入室もできないようにするのかどうかを伺います。 ○議長(小谷野晴夫君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(手塚均君) まず、きらら館の検温器の関係でございますが、こちらにつきましては、正常な体温の場合のみ証明書が発行されるということになっておりますので、お熱がある場合につきましては、その証明ができないということで、利用はできないということになります。 ○議長(小谷野晴夫君) 教育次長。 ◎教育次長(清水光則君) 中村議員のご質問にお答えしたいと思います。 レバーの交換について、特別教室を含むかということでしたが、特別教室等も含んでおります。 それと、生涯学習情報センターの持込みですが、こちらにつきましては、生涯学習センターが移動しても、そちらのほうで使うということで、持っていくということになります。 それと、音声アラームの選択ですが、アラームの、高温の方への警告という対応で、今のところ考えております。 ○議長(小谷野晴夫君) 9番、中村節子君。 ◆9番(中村節子君) 最後のところなんですけれども、警告のほうを選ぶということだったんですが、そうすると、入室もできない、鍵がかかってしまうというのでいいのか、確認します。 ○議長(小谷野晴夫君) 教育次長。 ◎教育次長(清水光則君) 今回の体表面温度計測機能つきの装置につきましては、入退室の管理までは行いませんので、あくまでもアラームだけという対応になります。 ○議長(小谷野晴夫君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) ないようですので、これで質疑を終結いたします。 これから採決を行います。 採決は起立で行います。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立全員です。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第1号の提案理由の説明、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 追加日程第2、発議第1号についてを議題とします。 12番、石田陽一君ほか5名から提出された発議を事務局に朗読させます。 なお、朗読は議案等番号及び付議事件名のみとし、本文は省略します。 議会事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小谷野晴夫君) 朗読が終わりました。 続いて、提案理由の説明を求めます。 12番、石田陽一君。12番。     〔12番 石田陽一君登壇〕 ◆12番(石田陽一君) ただいま議題となりました発議第1号 下野市議会会議規則の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、市民が議員として活動するに当たっての制約要因を解消するため、本会議や委員会への欠席理由として、育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間を配慮した規定の整備を図るものです。 あわせて、行政手続において、原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名押印の見直しを行うものです。 また、地方自治法第100条第12項の規定による議案の審査または議会の運営に関し、協議または調整を行うための場として、「会派代表者会議」を加えるために、所要の改正を行うものです。 なお、この規則は、公布の日から施行するものです。 以上、慎重審議の上、ご決定くださるようお願いして提案理由の説明といたします。 ○議長(小谷野晴夫君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 なお、質疑は1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 本案については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 なお、討論については下野市議会運営基準の規定により、1人3分以内とします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これから採決を行います。 採決は起立で行います。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(小谷野晴夫君) ご着席願います。起立全員です。 よって、発議第1号は可決されました。--------------------------------------- △発議第2号の提案理由の説明、質疑、討論及び表決 ○議長(小谷野晴夫君) 追加日程第3、発議第2号についてを議題とします。 9番、中村節子君ほか4名から提出された発議を事務局に朗読させます。 なお、朗読は議案等番号及び付議事件名のみとし、本文は省略します。 議会事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(小谷野晴夫君) 朗読が終わりました。 続いて、提案理由の説明を求めます。 9番、中村節子君。9番。     〔9番 中村節子君登壇〕 ◆9番(中村節子君) それでは、意見書案を読み上げることにより、内容の説明とさせていただきます。 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書(案)。 昨年、12月25日に第5次男女共同参画基本計画が閣議決定されました。焦点になった選択的夫婦別姓については、第4次計画までは記述のあった「選択的夫婦別氏(姓)」の言葉が削除され「夫婦の氏のあり方に関する具体的な制度のあり方に関し、更なる検討を進める」となり、後退してしまいました。 2018年2月に内閣府が発表した「家族の法制に関する世論調査」によれば、選択的夫婦別姓制度の導入に賛成・容認と答えたのは66.9%で、反対の29.3%を大きく上回りました。特に多くの人が初婚を迎える30~39歳における賛成・容認の割合は84.4%に上ります。 また、同年3月の衆議院法務委員会において、夫婦同姓を義務づけている国は世界で日本だけであることを法務省が答弁しました。別姓が選べないために、結婚をあきらめたり、事実婚を選んだりするカップルが一定数いることは事実です。 日本の夫婦の96%は女性が改姓しています。それまで築いてきたキャリアが分断される例があるのは非常に残念なことですし、改姓により多くの手続をしなくてはならないのも大きな負担となっています。他にも、生まれてから20年、30年と使用してきた名字が結婚、改姓によって使えなくなる無念さもあります。 国連は、この「強制的夫婦同姓」システムを「差別的な規定である」として、過去に3回も改善の勧告をしています。 今、全国の地方議会でこの制度の導入を求める意見書が次々に議決されています。2020年12月21日現在、東京都議会、大阪府議会などを含む市区町村、都府県議会で延べ178の意見書が可決されました。選択的夫婦別姓の制度導入に対しての世論が高まりを見せています。 国会と政府に対し、選択的夫婦別姓制度の法制化を強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 最後に申し上げます。このお願いは、選択姓をお願いするものです。同姓がいい方、別姓がいい方、どちらでも選べるように、ぜひとも選択肢を与えてください。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小谷野晴夫君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 なお、質疑は1人5問以内、3回までとします。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 本案については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小谷野晴夫君) 異議なしと認め、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 なお、討論については下野市議会運営基準の規定により、1人3分以内とします。 討論はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小谷野晴夫君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これから採決を行います。 採決は起立で行います。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。     〔起立少数〕 ○議長(小谷野晴夫君) 着席願います。起立少数です。 よって、発議第2号は否決されました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小谷野晴夫君) これで本日の日程は全て終了しました。 会議を閉じます。 ここで、池澤教育長から発言の申出がありますので、これを許します。 池澤教育長。 ◎教育長(池澤勤君) 定例議会のこのような貴重な時間の中で、退任の挨拶の時間をいただき、身に余る思いでいっぱいです。7年間の長きにわたり関わらせていただきました教育行政の一つ一つの取組に対しましては、議会議員の皆様、また広瀬寿雄市長をはじめ、副市長、各部長、市長部局、教育委員会事務局の担当者はもちろんのこと、関係機関、団体の皆さんのご支援を得て、おおむね目指す方向に進んでこられたと考えております。 しかし、まだまだ下野市の良さや、強み、特性を発揮できる余地が多くあったのではないかと反省には強いものがあります。 このコロナ禍において、任期満了を迎え、3月24日付で退任させていただきますが、皆様のご健康とご多幸、ご活躍を、また下野市のさらなる飛躍を心から祈念し、お礼の言葉に代えさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(小谷野晴夫君) 池澤教育長の挨拶が終わりました。 池澤教育長におかれましては、本市教育の充実、発展にご尽力をいただき、感謝申し上げます。7年間大変ご苦労さまでした。 続いて、市長の挨拶を求めます。 広瀬市長。     〔市長 広瀬寿雄君登壇〕 ◎市長(広瀬寿雄君) 令和3年第1回下野市議会定例会最終日に、ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、本会議並びに各常任委員会におきまして、令和3年度当初予算をはじめ提出いたしました多くの議案に対し、慎重にご審議をいただき、全議案に対しまして原案のとおり決定いただきましたことを心より感謝を申し上げます。 議決いただきました令和3年度一般会計当初予算は、第二次下野市総合計画基本構想に示す将来像やまちづくりの目標を具現化するため、4月からスタートする第二次下野市総合計画後期基本計画を軸といたしまして、ウィズコロナ、ポストコロナの時代において、社会に浸透しつつある働き方改革や新しい生活様式を踏まえ、次のステージに進む諸施策に取り組みつつ、財政健全化計画の順守による健全財政を堅持する「下野市新たなステージ創生予算」といたしまして編成したところであります。 新年度を迎えるに当たりまして、これら議決いただきました事務事業等を着実に推進することはもちろんのこと、審議過程におきまして議員各位からいただきましたご意見、ご提案等を踏まえまして、市政発展のために精一杯努力してまいりたいと考えております。 今議会の開会でも申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症につきましては、まだまだ出口の見えないトンネルにいることは間違いありません。国内での接種がようやく始まった新型コロナウイルス感染症ワクチンは、今後の感染収束に向けた切り札として大きな期待がかかるところではありますが、感染が収束し日常生活に戻るには、年単位の時間がかかるとの見解も唱えられております。 現在、栃木県内におきましては、医療従事者などを対象とした優先接種が進んでいるところであり、今後、国が示す優先順位に応じてワクチン接種を順次実施していく見込みであります。 本市といたしましても、市民の皆様の安全安心な暮らしを守るため、ワクチン接種を最優先の命題と捉え、新型コロナウイルス感染症対策室を中心に、全ての職員が一丸となって関係機関との連携、協力の下、一日も早く市民の皆様に接種していただけるよう万全な準備を進めてまいります。 議員各位及び市民の皆様におかれましては、引き続き基本的な感染防止対策へのご協力とワクチン接種へのご理解をお願い申し上げる次第であります。 本日、1都3県にかかっておりました緊急事態のほうも解除するとの総理発表があるというふうに言われております。自粛疲れ、そしてまた、解除という形になれば、リバウンド、様々な不安要素が多く出ております。しかし、今、様々な感染警戒度に伴う行動基準というものを見ていきますと、ある意味、底入りの状態のまま推移している。いや、若干、東京都においては増加している状況も見られながらも底打ちをしたのかなというような見方もできます。 そういった状況の中で、ステージとしては、2、3、この部分を推移して、心配していた数字よりは下がりつつあった、また、その傾向が底打ちしたという状況になっておりますが、一番心配であるのは、本来で考えれば人間、我々一人一人が持っている心だというふうに考えています。経済活動をしっかりとしなくてはならないところ、これも十分考えられます。しかし、我々が今、できることは何かというものを、しっかりと踏まえた上での行動というものを取っていかなくてはならない。自粛疲れという言葉に、仕方がないよねという思いを寄せてはいけないというふうに考えています。 ただし、やらなければならない集まりであったり、会合であったり、こういったものに対しては、しっかりとした防御策等々を、自分の中で最大限考えた上で行うというのも、ある意味、新しい生活の中の一つの行動基準になっていくのではないかというふうにも捉えられます。 一人一人がしっかりとした生活様式、また、約束事というものを取り決めながら行動していく、本当の意味での大人の生活態度、これが求められるというふうに考えております。しっかりと我々も、この新しい生活様式、大人としての行動規範というものを備えて、多くの人たちと共に、模範となる生活をしていきたいというふうに考えております。 そして、改めて最後になります。この席をお借りいたしまして、今定例をもって勇退いたします池澤教育長に改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 平成26年3月の就任以来、将来の下野市を担う子供たちのよりよい教育環境づくりを目指し、子供たちの学びと育ちの連続性を重視した小中一貫教育の実践を目標に掲げ、南河内中学校区義務教育学校の設置に向けた取組を推進されるなど、本市の教育行政の発展に、多大なるご尽力をいただいたところであります。 長年にわたる労苦に対し、改めて深く、また厚く御礼を申し上げます。退任後はお体をご自愛いただき、今後も折に触れご指導、ご助言のほど賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 日に日に春らしくなって、木々も芽吹き、万物の躍動を感じる季節となりました。ある医療機関の先生の話によりますと、人はピンク色、桃色を見ると心がわくわくするんだという話があります。桜、桜色、本市の淡墨桜も、今、4分から5分に入り、満開も間もなくという状態になっています。自然を愛でる思いというものは、しっかり持ちながら、しかし、先ほども申し上げましたように、大人としての行動規範、新しい生活様式としての行動規範をしっかり守り、万全の体制の中で市民の安全安心のために、議員各位、多くの皆様のお力をいただけますようお願いをし、市民のご健勝並びに議員各位のご健勝を念じ、閉会のご挨拶とさせていただきます。 大変ありがとうございました。 ○議長(小谷野晴夫君) それでは閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。 本定例会では、令和3年度当初予算案のほか、令和2年度補正予算案、人事同意案、条例、制定及び改正等が審議されました。 議員の皆様には終始極めて真剣にご審議いただき、それぞれ適切な結論を得たところであります。心から厚く御礼を申し上げます。 また、執行部の皆様には、議案説明や質疑等にご協力をいただきまして、大変ご苦労さまでした。 なお、審議の過程で議員各位が述べた意見、提言等につきましては十分尊重しつつ、市政各般における向上を期し、さらに一層の熱意と努力を払われるよう希望するものであります。 3月をもって退職される職員の皆様には、第二の人生を歩むに当たり、幸多きことをご祈念するとともに、これまでの豊富な経験を生かされまして、今後も市政発展のため、ご指導、ご鞭撻をお願いいたします。長い間大変ご苦労さまでした。 結びに、皆様方の益々のご活躍とご健勝をご祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。 以上で、令和3年第1回下野市議会定例会を閉会します。 △閉会 午後0時10分...